子どもたちと信頼関係を深めるコミュニケーションの方法を知りたい。介護の現場でたくさんの利用者さんに笑顔になってほしい。多くの人に参加してもらえるよう地域活動を活性化したい。
そんな悩みを持った方にオススメしていただきたいのが、レクリエーション・サポーター研修。レクリエーションの理論的な考え方、現場ですぐに使えるポイントなど、入門的な知識を短時間で効率的に学べます。
今回の特集では、レクリエーション・サポーターになることの意義やメリット、講習の内容などをまとめました。公認指導者のみなさん、ぜひ身近な方にオススメください。
今月のテーマ
今月のテーマは「平衡系動作」。この動作には、「たつ」「まわる」「わたる」といった体のバランスをとる動きが含まれており、これらの動きを経験できる運動遊びを紹介していきます。
2 0 1 8 年度、レクリエーション・インストラクターを養成する課程認定校からの推薦を受け、7 9 名の方々が優秀学生として表彰されました。受賞された皆さんの近況につきましてレポートが届きました。その一部をご紹介いたします。
[今月のテーマ]メロディでたのしく
年齢とともに衰える体の機能ですが、日々動かすことで維持はもちろん、今よりも向上だってめざすことができます。キーワードは「スポレク」。楽しみながら、効率的に体づくりを始めましょう!
茨城県取手市で活動を展開する障害福祉サービス事業所NPO法人 PLS スマイルクラブ「ほほえみ」。
布から織り上げる鞄などの手工芸品づくりや、南京玉すだれ・皿回しといった伝統芸能の披露など、利用者のはつらつとした活動が印象的な事業所です。
施設長、そして取手市レクリエーション協会会長を務める小林知江さんは、1年ほど前、施設のホールを利用し「健康スポレクひろば」をスタートしました。長年にわたる障がい者教育を通じて培った知識と経験が、地域の高齢者の健康づくりや、レクリエーション指導者育成に活かされています。
NPO 法人徳島県レクリエーション協会では、奇数月の第一土曜日に『ワイワイひろば』開催し、子どもたちを対象としたレクリエーションプログラムを実施しています。そこには、4月から保育士として就職を予定している武智美紅さんが子どもたちと一緒にプログラムを楽しんでいました。
保育を学ぶうえで、レクはどのように役立っているのかを聞きました。
特別支援学校で教諭をしている三重県の堀川ゆみ子さんは、学校現場のほか、県レク協会や市レク協会でも活躍する、経験豊富なレクリエーション・コーディネーター。
現在は、県立聾(ろう)学校の小学部で、30人の子どもたちと関わっています。
聞こえに差がある子どもたちと取り組むレク活動や子ども同士、教師と子どもとのコミュニケーションを深めるために大切となるレクリエーションの手法について、堀川さんの経験を踏まえて熱く語っていただきました。
横川遊亀寿さん(87 歳)
高知県レクリエーション協会 副会長
昭和7年高知市生まれ。15 歳から子ども会活動で青少年育成に携わり、70 年以上のレクキャリアを持つ。専門学校をはじめ各所でレクリエーション講師として活躍する傍ら、講演会、ケーブルテレビ収録などもこなすなど、まさに八面六臂の活躍。