災害時のレクリエーション支援
 Recrew No.625(2011年10月1日)発行 [笑顔 Again]プロジェクト Vol.05-2
Recrew No.625(2011年10月1日)発行

[笑顔 Again]プロジェクト Vol.05-2

公開日
2020年6月28日
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【笑顔again】プロジェクト
ネイチャー&レクリエーション楽宿 開催報告
遊びで勝負!学生ボランティアが大活躍の9日間。


全国の課程認定校から52名が参加。

8月1日から9日までの9日間、3期にわたり国立磐梯青少年交流の家で「ネイチャー&レクリエーション楽宿(がっしゅく)」が開催されました。 この楽宿は普段屋外で思い切り遊べない福島県内の子どもたちを対象に、各期約90名の子どもたちが参加しました。

リーダー大人気!

「アニキー、あそぼ~」「あねごー」「ぶーちゃん、なにやってんの~」
子どもたちに大人気のリーダー。各班に2名の学生リーダーが子どもたちと2泊3日、寝食を共に過ごします。この学生リーダー、全国の課程認定校へ呼び掛けを行い、北は宮城県、西は福岡県までの総勢52名がボランティアとして参加しました。
初日はリーダーも子どもたちも少々緊張気味でスタート。リーダーはコミュニケーションを取るために、子どもたちに積極的に話し掛けていきます。班旗作りのプログラムでも、なかなか名前が決まらない班や、班旗のイラストが完成しない班もありましたが、リーダーが中心になって子どもたちと完成させました。
2日目になるとすっかり仲良くなり、一緒に行動することにも慣れてきた様子。「水鉄砲作り/水鉄砲大会」のプログラムでは、子どもたちが完成した水鉄砲で遊び始めると、リーダーも容赦なく攻撃を開始します。子どもたちもリーダーに団体攻撃を仕掛けていきます。真剣勝負、ずぶ濡れ状態の中で一向に終わる様子が見えません。子どもたちはそんな真剣勝負の遊びが楽しくて仕方がないようです。
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かっこいい! リーダー

お楽しみプログラム、「キャンプファイヤー」では、リーダーがトーチトワリングを行いました。トーチトワリングとは、トーチ棒の先端に炎を点火したものを両手に持ち、演技を行うものです。
リーダーのほとんどが未経験者。当日、1時間ほどトーチ棒の回し方やフォーメーションを練習し、本番に臨みました。暗闇の中、火の女神からトーチトワリングのメンバーに火が分火されると共に、演技がスタート。若干緊張した表情ですが、慎重に呼吸を合わせて演技を行っていきます。トーチ棒を回している姿に子どもたちは釘付けです。間近に火がクルクルと円を描いて回っている姿を見ることはめったにありません。火の美しさにすっかり魅了されたようです。
子どもたちに楽宿の感想を聞くと、「楽しかった、また参加したい!」という感想が大多数を占めました。これもすべてはリーダーの活躍によるものです。子どもたちにとって、楽宿の思い出は心に残るものになったはずです。
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1期のリーダー総勢16名。
ハイ、チーズ!
●初キャンプです。普段、子どもたちと接する機会は無いのですが、とても勉強になりました。
(大神田由美/日本工学院八王子専門学校)
●内容が盛りだくさんで楽しいです。またミーティングも意見を言いやすい雰囲気でスタッフとの調整もやりやすかったです。
(菊地麻紀/仙台大学)
●3日間一緒にいたら、子どもたちと離れられなくなっちゃいました。
(佐久間英里/国際武道大学)
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