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音で相手に自分の存在を伝えて誘導するゲーム『耳を澄ましてついてきて!』

音で相手に自分の存在を伝えて誘導するゲーム『耳を澄ましてついてきて!』


公開日
2024年6月4日
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コロナ禍では音楽レクは無理!?そんな風に諦めていませんか?
気持ちを幸せにしたり、ストレス解消になったり、認知機能の向上にも期待できる音楽レク。
こんな時だからこそ、アイデアを使って実践していきましょう!

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
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ねらい

目が見えない、音しか頼るものがない時の気持ちを体感。
不安が安心に変わった時の、他者への感情を知ることができます。

やり方

(1)ペアを作り、それぞれお気に入りの「オノマトペ」を使って“自分の音” を決めておきます。
例)ぴゅーぴゅー、キラキラ、シューシュー など

(2)ペアごとにジャンケンをして、役割を決めます。
役割1:目隠しをして、役割2の人が発する声についていく
役割2:役割1 の人を、“自分の音” を発して誘導する

(3)インストラクターは、実施する時間の長さを決め、実施開始と終了を「スタート!」「終了~!」と言って伝えることを約束します。

(4)終了時、目隠しを取ったタイミングで役割2の人は役割1の人をいたわって肩などをさすってあげます。

(5)役割を変えてもう一度行います。

音で相手に自分の存在を伝えて誘導するゲーム『耳を澄ましてついてきて!』(2-1)

オノマトペとは?

『状態や動きなどを音で表現』
「ピカピカ」「スラスラ」「ジンジン」など、実際には聞こえない感覚的な表現を音に表したものをオノマトペと言います。日本語ではより簡潔に、状態をわかりやすく伝える手段として多く用いられます。

レクを実践する前に

『実践前に支援者がやってみよう!』
音を出す方、音について行く方、どちらの役割も体験しておきましょう。対象者にとってどのくらいの長さが適切なのか、どのようなことに注意をすればいいのかが検討しやすくなります。

ここに注意!

『不安を与えないように注意しよう』
特に目隠しをしている方は、いつまでその状態が続くのか分からないと途中で不安を感じてしまう場合があります。始める前に「3 分間」など、実施する時間をしっかり伝えることが大切です。

【ここがポイント】
『あえて障害物を置いておこう』
椅子や机など、あえて障害物があるところで実施しても盛り上がります。危険が近づいたら声を大きくして知らせるなど、声の大きさや発声の速さにもバリエーションがあることを伝えましょう。


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