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直感で楽しむ音のコミュニケーション『5つの音が、私のコトバ』

直感で楽しむ音のコミュニケーション『5つの音が、私のコトバ』


公開日
2024年3月15日
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今回の音楽レクは、音のコミュニケーションです。
言葉ではないのに、音の持つ豊かな表現で笑顔になれたり、仲良くなれたり。創造性や表現力を育む遊びをご紹介します。

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
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ねらい

様々な音の組み合わせや出し方、表現方法を知ると同時に、即興的に音を使って対話することから、楽器演奏(アンサンブル)の楽しさや面白さを味わってもらえます。

https://secure.recreation.jp/https://secure.recreation.jp/img/asobi/PA00940/PA00940-1-1.png

やり方

(1)ピアニカやアコーディオン、木琴・鉄琴、ハンドベルなどの音階をつくることができる楽器を用意します。

(2)インストラクターは、「音を出してみたい人!」と参加者に聞きます。手を挙げた人は自由に楽器から音を出し、みんなでその音色を楽しみます。

(3)インストラクターは、鍵盤はド~シの12の音からできていることを参加者に伝えます。

【12の音】
ド、ド#(レ♭)、レ、レ#(ミ♭)、ミ、ファ、ファ#(ソ♭)、ソ、ソ#(ラ♭)、ラ、シ♭、シ
※12の音は、鍵盤上の音の位置を見せながら視覚的に説明するのが分かりやすくオススメです。

(4)インストラクターは、参加者に尋ねながら12の音の中から5つの音を適当に選んでもらいます。

(5)インストラクターは、みんなが選んだ5つの音だけを用いて楽器から音を出し、音の組み合わせや楽器の違いで様々な音色が出ることを伝えます。

(6)ペアになり、自分の好きな楽器を1つずつ持ってきます。2人で12の音から好きな音を5つ選んで決めます。

(7)インストラクターは、2人で選んだ5つの音だけを使って、音の対話を3分間することを提案します。どんな会話(音色)になったかな?

やってしまいがちな失敗

【言葉だけの説明は避けよう】
説明が分かりづらいと実際は単純でも難しい活動のように感じてしまいます。用意した楽器の鍵盤と音の位置を全員で確認したり、実際に見本が見せられるようパートナーを準備して参加者の前で実演してみるのもおすすめです。インストラクターは、実際に体験しておくと伝えておくべきポイントがよくわかります。

こんな展開もおすすめ

【人数を増やしても楽しめる!】
最初はペアで行いますが、慣れてきたら3人、4人と人数を増やしても楽しめます。また、グループ内で同じ5つの音を奏でるのが基本ルールではありますが、参加者が「十分に音の対話を楽しめている」様子であれば、一人ひとり「自分だけの」5つの音を決め、輪になって時計回りに音をつなげたり、一斉に音を出しても独自のアンサンブル(合奏)が楽しめます。


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