音や鳴き声の楽しさを通して、聴く態度が身に付きます。
同時に、相手へも一生懸命伝えようとする態度が身に付きます。

(1)インストラクターは、同じ動物の鳴き声でも国によって表し方が違うことを話題にし、ニワトリの鳴き声を１つの例として聴かせます。

(2)３、４人のグループをつくります。
(3)インストラクターは参加者の人数に合わせて３種類のカードを準備しておきます。
カード１：表（アメリカ）、裏（クックアドゥールドゥ）
カード２：表（フランス）、裏（コックェリコ）
カード３：表（中国）、裏（コーコーケー）

(4)各グループの代表がインストラクターからカードを引き、グループに持ち帰ります。

(5)インストラクターは、持ち帰ったカードのニワトリの鳴き声をグループごとに練習してみるよう提案します。うまく鳴いている方や面白いグループなどがあったら皆に紹介するなどし、楽しみながら全体で共有します。

(6)インストラクターは、ルールを説明します。

【ルール】
・音楽を流します。
・音楽が流れている時は自由に歩きます。
・音楽が止まったら一斉に練習したニワトリの鳴き声を発し、仲間を見つけます。
・同じ国のニワトリが全員集まったら座ります。

『どの国のニワトリが一番早かったかな？』

【音楽を流す長さがポイント！】
音楽を流す際は、参加者の動きをよく見ておくことが大切です。最初は人が混ざり合うように音楽は長めにしたり、グループが集まりかけていたら再び音楽を流して歩かせるなど、すぐにクリアされないような工夫をしてみましょう。

【まずはインストラクターが鳴きマネを】
最初は照れが入りやすいので、インストラクターが大きな声で3 種類の鳴き方を実演しましょう。また、ゲームが始まって、仲間が揃ったグループはみんなで鳴きマネをしてから座るなどのルールを事前に決めておきましょう。