楽しみながらリズム感を養ったり、表現力を高めたり、同時に2つのことをするので脳トレ効果も期待できます。

(1)右ページの「準備編」が終わったら、参加者で１つの大きな輪になります。

(2)インストラクターは真ん中に立ち、3拍子のリズムを紹介します。
　1拍目：胸の前で手拍子1回（トン）　
　2拍目・3拍目：手の平で膝の上を2回たたく（パン・パン）

(3)全員で(2)のリズムをとり、皆の拍子が合うまで練習します。

(4)インストラクターは、リズムあそびのルールを説明します。

【ルール】
(1)まずは３拍子のリズムを全員でとる
(2)インストラクターが選んだ人から時計回りにスタートする
(3)最初の人はA～D（右ページ参照）の気分のいずれかを選び、１拍目で次の人に大きな声で伝える
(4)次の人は、言われた気分を３拍子の中で表現する。その後、A ～ D のどれかを選び、次の３拍子の１拍目で次の人に大きな声で伝える
(5)(4)を繰り返し、続けていく

●みんなでリズムに乗ってできたかな？

【リズムにうまく合わせられず続かない】
2 つのことを同時にするため、リズムに合わせられない場合があります。そんな時は、インストラクターがウッドブロックなどの打楽器で音を鳴らし、拍のテンポをキープしましょう。また、最初は例を見せながら説明したり、テンポを遅くするなどして、お試しで何回か挑戦してから本番に入るのもおすすめです。

【インストラクターは長く続くようにサポートしよう】
このゲームの面白さは長く続くほどに緊迫感が高まり、楽しくなるところにあります。参加者が慣れるまで繰り返し実施してもよいでしょう。また、インストラクターも長く続くように一定のテンポをキープして、リズムが乱れないようにサポートしましょう。