TOPへ戻る > > たけのこ1本おくれ
たけのこ1本おくれ

たけのこ1本おくれ


公開日
2000年1月1日
Message Sharer Tweet

たけのこが美味しい季節になると、こんなかわいい遊びを楽しんでいました。たけのこ掘りに行ったことがない人は、たけのこ遊びを楽しんでみてはいかがですか。

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
--

遊び方

たけのこ1本おくれ(1-1)


①オニがたけのこを抜く役になり、「たけのこ1本おくれ」といい、問答の歌でゲームが始まる。
たけのこ1本おくれ(1-2)


②オニ以外の子はたけのこの役になって、先頭が木などにしっかりつかまり、あとはみんな前の子の腰にしがみつく。まだ準備ができていないときは「まだ芽がでない」と答える。準備ができたら「もう芽がでたよ」と答え、たけのこ抜きが始まる。
たけのこ1本おくれ(1-3)


③オニは、最後尾の子の胴を「よいしょよいしょ」と引っぱって、列から切り離す。たけのこは抜かれないようにがんばって踏ん張る。

④抜けたら「たけのこ1本抜けた」と歌いながら、その子を自分の陣地に連れて行き、さらに続ける。
たけのこ1本おくれ(1-4)

たけのこ一本おくれの歴史

鬼あそびには単純なものから複雑なものまで、数多くの種類がありますが、これは「子とり鬼」の1つです。また、世界各国にも「鵞鳥の行進」(ドイツ)、「鷹と鶏」(中国)、「糸売り」(インド)、 「トムペーテの通り」(メキシコ)など、子とり鬼の形式の遊びが多くあるそうです。鬼が子をひっぱる姿がたけのこを抜く姿に似ていることから、この名前がつけられました。たけのこは「筍」とも書きますが、この字の意味は「竹の旬」。地上に芽が出て1旬(10日)の間だけがたけのこの旬で、それ以上日が経つと竹になってしまうことを意味しています。

参考資料



他のカテゴリーから検索