TOPへ戻る > 高齢者 > 足あげ書道
室内あそび~シニア向け
介護予防/認知症予防
クラフト/塗り絵
足あげ書道

足あげ書道


公開日
2000年1月1日
Message Sharer Tweet

大きな“足筆”さばきで、体幹や下肢の筋力を強化

あそぶ人数
あそぶ人数
1人から
使う時間
使う時間
10

用具の詳細・購入ページを見る

動画

進め方

①椅子の背もたれに背中をつけないようにして座り(無理のない範囲で)、両手は座面をしっかり持ち、上体を真っすぐに伸ばします。膝を伸ばしながら片足を空中に上げて、文字を描きます。

②書道のように「とめ」や「はね」を意識してしっかりと文字を描き、ひとつの文字を描くのに最低10 秒位かけるようにします(腹筋の弱い人は無理をしない)。次の文字では左右の足を交替させましょう。

③簡単に描けるもの、画数の多いものなど、描く文字は参加者の顔ぶれに応じて変えます。例えば、前期高齢者で元気な方が多ければチャレンジとして「東京都千代田区三崎町」など地名にちなんだ漢字、後期高齢者が多ければ「いろはにほへとちりぬるを」など画数の少ないものにしましょう。

楽しさ・ステップアップのポイント

*最初は画数や文字数を少な目にして、徐々に増やしていきましょう。書道をイメージして、一文字に心を込めて描くことを促します。

*参加者が笑顔でできるように、顔ぶれをみて画数の多少を配慮することが重要です。

*より「ゆっくり」時間をかけて描いた人が勝ち、というルールを導入してみましょう。

*慣れてきたら、グループになり、先頭から同じ文字を伝達する「文字送り競争」などを実施して、正確さや速さを競い合うのもよいでしょう。

安全対策

*腹筋に自信のない人は、椅子の背もたれに寄りかかって行うようにします。

*椅子のガタツキや安定など、事前に安全面を確かめます。椅子ごと倒れたり、椅子から落ちたりしないように、十分注意を払って行ってください。

効果・意欲を高める言葉がけ

*「下っ腹をへこませましょう!」。ていねいに文字を描くことに集中している間、自動的に体幹が鍛えられます。

*高齢期に衰えやすい腸腰筋や、太もも前面の大腿四頭筋などの筋力強化に効果的です。

参考資料

用具の詳細・購入ページを見る



他のカテゴリーから検索