スポーツ庁委託事業 運動部活動改革プラン
スポーツ・レクリエーション活動部創設事業
スポーツ・レクリエーション活動部創設事業とは

はじめに(趣旨・目的)

 スポーツ庁が平成30年3月に示した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」では、「より多くの生徒の運動機会の創出が図られるよう、季節ごとに異なるスポーツを行う活動、競技志向でなくレクリエーション志向で行う活動、体力つくりを目的とした活動等、生徒が楽しく体を動かす習慣の形成に向けた動機づけとなるものが考えられる」としています。
 そこで、スポーツ・レクリエーション部(以下、「スポレク部」)を設けることで、様々なスポーツ・レクリエーション活動の体験を通じ、自分に合った活動を見つけ、スポーツがあまり得意ではないという生徒も含め、友達と楽しく体を動かす機会を創出します。それにより、運動やスポーツに親しみを感じるようになるとともに、運動やスポーツの必要性を伝えることで、生涯にわたって生活の中にスポーツを取り入れ、豊かな生活を実現する「Sport in Life」のきっかけづくりとなるよう促します。

概要

 東京都八王子市6校、大阪府大阪市2校、合計8中学校にスポレク部を創設し、本年9月より来年2月中旬まで概ね月5回程度の頻度で、生徒のニーズに合わせた複数のスポレク活動を友達と楽しむ部活動として実施します。
 部活動の指導に際しては、計画、実行、評価、行動の各過程を有識者会議等、第三者の意見をまじえながら進め、より効果的な展開を図ります。
 スポレク部の活動を通し、運動部活動や地域スポーツクラブに所属していない生徒、あるいは文化部に所属する生徒のスポーツや健康、学校生活に関する行動、意識、態度などの変化を活動当初、終盤の2回にわたって調査し、明らかにします。さらに毎回生徒の気持ちや感じたことを記録できる活動記録ノートを作成し、行動、意識に関する調査を行い、時系列的な変化も分析します。
 そして、毎回の様子をホームページにて公開し、さらに調査をまとめたパンフレットの作成などを通して、全国各地の中学校におけるスポレク部導入のきっかけづくりを目指します。

主な活動(種目)の紹介

スポレク部データ

スポレク部データ